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新潟の会社員が、AIを「社員」にして作ってきたもの ── コードは書けません、渡したのは1枚の指示書だけです

てつろー(新潟)公開 2026年9月7日更新 2026年9月9日2026年9月時点の情報読了 約5分
朝の光が差す窓辺で、猫耳のついた青い相棒ロボットに片手で仕事を渡すように話しかけるてつろー。窓の外には田んぼと遠くの山なみ。ふたりの間にカレンダーと時計・新聞と虫めがね・吹き出しと電球の3つのアイコンパネルが浮かぶ

新潟県内で会社員をしながら、生成AIを試している方へ向けて書きます。「AIを使っている」と言っても、チャットで質問して終わり、というところで止まっていませんか。僕も長いあいだ、それだけでした。この記事では、コードが書けない会社員の僕が、AIを「道具」ではなく「社員」として使うようになるまでと、実際に作ってきたものをまとめます。2026年9月時点の話です。

新潟で会社員をしながら、なぜAIを「社員」にしようと思った?

きっかけは2024年前半、会社の同僚に勧められてChatGPTを軽く触ったことでした。当時は「チャットで質問に答えてくれる、便利な検索エンジン」くらいの感覚で、それ以上のことは考えていませんでした。

半年ほどして、会社にもCopilotが導入されました。ただ、会社で配られたAIには制限が多く、思うようには使えませんでした。結局、自分で毎月お金を払ってChatGPTを契約し直しました。

周りに本格的に使っている人がいない環境だったので、これでいいのか判断できないまま、ひとりで手探りが続きました。新潟県内で会社員をしながらAIを触っている人に、僕はまだ数えるほどしか会ったことがありません。

「AI社員」って、結局なに?

「AI社員」とは、AIを一度きりの道具としてではなく、頼んで結果を見て気づいたことを書き戻す、というやり取りを続ける相手として扱う考え方です。賢さの違いではなく、育てているかどうかの違いです。

情報をたくさん渡せば賢くなる、というものでもありませんでした。渡した量ではなく、返ってきたものをどう扱うかのほうが、結果を左右していました。

コードが書けない会社員が、実際に何を作った?

一番はじめに作ったのは、自分の勉強時間を記録するタイムレコーダーでした。Googleカレンダーと連携させる設定から、質問にも答えてくれる機能まで、セットアップしてから3日で形になりました。

朝、パソコンが誰の指示も待たずに動き出す仕組みも作りました。ひとつは情報を集める係、もうひとつはそれをもとに考える係です。求めているのは賢さより、毎日サボらずに続けることでした。

公開しているものもあります。あなたにぴったりのAIがわかる診断、リズムゲーム「あいつの達人」、キャラメイカー「あいつの惑星」、Claude Codeでできることを見せる「夢ガチャ」の4つです。どれも、自分でコードを一から書いたわけではなく、AIに頼みながら形にしました。

AIに任せる「社員」は何人いれば足りる?

僕が普段使っているのは、驚くほど少なくて基本2人です。調べる係と、見直す係。「AIエージェント100人」のような見せ方に、正直かなり違和感があります。役割が絞れていないだけだと思うからです。

AI社員を1人つくるのに必要なのは、たった1枚の書類です。新しく入ったスタッフに渡す「お仕事マニュアル」のようなもので、中身は役割・手順・ルールの3つだけです。

たとえば「朝イチ秘書」という係を作ったことがあります。今朝届いたメールから対応が要るものを拾い、昨日やり残した仕事と合わせて、今日やることリストにする係です。実際に動かしてみると約2分で終わり、対応不要のメールもきちんと見分けてくれました。送信する機能自体を持たせていないので、勝手にメールが送られる心配もありません。

CodexとClaude Code、どっちから始めればいい?

正直、どちらでもいいというのが僕の答えです。大事なのはツールの優劣ではなく、AIエージェントを使える環境に身を置くことだからです。ただ、まだ何も始めていない方には、Codexから入ることをすすめています。

理由は2つあります。画像も一緒に生成したいならCodexのほうが得意で、最初のセットアップもCodexのほうが簡単だと感じているからです。パソコン操作でつまずきやすい所と、Codexのセットアップで詰まりやすい場所は、それぞれ別の記事にまとめています。

会社のパソコンでは、何ができて何ができない?

会社のパソコンでは、会社のルールが最優先です。ソフトの追加が制限されていることも多く、まずは情シスや上司に確認してから使うのが安全です。それでも、できることはあります。

僕自身、会社で配られたAIには制限が多く、自分のパソコンとアカウントで試すところから始めました。取引先の情報や業務データを、個人契約のAIにそのまま入れるのは避けたほうがいいです。自分用のメモや下書きのテンプレートを登録するところから始めれば、リスクを抑えながら手応えを確かめられます。

新潟で、これから何をしたい?

同じ土地で会社員をしながらAIを使っている人の、等身大の一歩を見せていきたいと思っています。特別な技術も、まとまった時間もいらなかった、という実感を伝えたいからです。

平日の昼間は会社員として動けないので、会社としてのご相談も含めて、まずは文章でのやりとりから始めさせてもらえたらうれしいです。

よくある質問

新潟県内でないと、相談できませんか? いいえ、場所は問いません。ただ、同じ新潟県内の会社の方からのご相談は、土地勘がある分、話が早いと感じています。

エンジニアでなくても、AI社員は作れますか? 作れます。僕自身、コードは書けません。渡しているのは日本語の指示書と、頼んで結果を確かめるだけのやり取りです。

会社で生成AIを始めるとき、最初に何をすればいい? 最初から仕組み化を目指さず、自分ひとりの作業(メモ・下書き・調べもの)から試すのがおすすめです。慣れてから、任せる範囲を少しずつ広げていくと無理がありません。

Codexは無料で試せますか? ChatGPTの無料プランでも、小さな枠で試せます。ただし枠が小さいので、本格的に使うなら有料プラン(Plus・月20ドル)が現実的です(2026年9月時点)。

参考にした情報(2026年9月時点)

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